小規模多機能型居宅介護とは
住み慣れた我が家で、慣れ親しんだ街で暮らし続けたい、そんな願いをサポートするためのサービスが「小規模多機能型居宅介護」です。
2006年度から介護保険の「地域密着型サービス」のひとつとして始まりました。「通いを中心に、泊まりと訪問を適宜組み合わせる」新しい形の在宅支援で、施設でも自宅でもない第三のサービスと言われます。同じ場所、馴染みの顔ぶれ、という条件での支援は、特に認知症の方に適しています。また、お昼ご飯だけ食べて帰る、夕飯まで食べてから、発熱したので通いはできないから訪問を、家族に急用があるので泊まりを、など利用する人の生活や必要に応じた使い方ができます。一人暮らしや老々介護など介護力が弱い(ない)方にも心強いみかたになります。
また、要介護度ごとに定められた定額料金で利用ができます。
利用できるのは、要支援1以上の方で、その自治体に住んでいることが原則です。
※訪問、通い、泊まりが一カ所で提供されるため、居宅サービスの訪問介護、通所介護、通所リハビリ、ショートステイは利用できません。ケアマネージャーも小規模多機能型居宅介護の担当者となります。
※介護保険の費用は、要介護度別の定額です。
※介護保険で定められた加算は、事業所ごとにことなります。
※宿泊や食費は事業所ごとに決められています。